新ものづくり・新サービス展へ出展(12月7-9日 at 青海)
~中小製造業様の作業進捗を工程単位に把握・管理~
当社は、製造現場の作業進捗を工程単位に把握・管理する「作業進捗見える化ツール/工程ポスト」について、2020年12月7日から東京ビックサイト青海展示場で行われる新ものづくり・新サービス展へ出展し初のお披露目しました。会場には、中小企業の力も活躍した「はやぶさ2」の実物大模型も展示されていました。当社ブースには、100名を超える来場があり、中でも関心を引いた展示だったようです。
【提供の背景】
中小の製造業では製品・部品の所在や作業進捗を把握するために生産管理担当者が現場で目視による確認を行う現状があります。また、生産性向上を図るための正確な現場データ取得が難しいという課題が存在しております。
今回、当社では、インダスリアル・バリューチェーン・イニシアチブ(IVI)での実証実験を通じて、蓄積されたノウハウをもとに作業毎の実績データ収集を可能とし、よりきめ細かな生産性向上対策に繋がる「作業進捗見える化ツール/工程ポスト」をお披露目いたします。
【「作業進捗見える化ツール/工程ポスト」の概要】
<特長>
製造現場では指示書と同期し製品や部品が流れてます。また大半の中小製造業では紙の作業指示書を使用しておりこの仕組みを利用します。
- NFCカード付クリアファイル:クリアファイルにNFCカード貼付し、全行程開始前にNFCカードへ作業指示書の内容を登録し、作業指示書を挟み込みます。
- 工程ポスト:カタログケースにラズベリーパイ、NFCカードリーダを装着し、装填された作業指示書を挟み込んだNFCカード付クリアファイルのデータを読み込む装置です。
- 作業進捗見える化ツール:各工程ポストからの作業進捗実績収集し、各種処理状況、各種実績一覧、所在ロケーション把握タイムチャート等が出力します。
現場での現状の仕組みを殆ど変えることなく、且つ市場製品の流用にて安価な製品となっておりますので気軽に導入が可能となっております。(本ツールは、IT導入支援補助金の対象です。ハードウェア(ポスト)以外の費用の半額が国から補助されます。)
<価格(税別)>
- 作業進捗見える化ツール:約600,000円
- 工程ポスト:50,000円